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2004年12月 6日

アメリカ就職活動日記 その11:ボストンキャリアフォーラム(2日目)

11月23日、ボストンキャリアフォーラム2日目。起きたら11時。泊めさせてもらってる友人と共に昼御飯を食べてからフォーラム会場に向かう。

そもそもボストンキャリアフォーラムについて知るきっかけを与えてくれたD社を訪れることにする。

D社ブースは大盛況。真ん中の待機席みたいなとこに、学生が何人も座ってる。若手社員が次々やってくる学生をさばいている。その若手社員と学生の漏れ聞こえてくる会話を聞くとはなしに聞いてたのだけど、人がよすぎるというか、こんな感じで切り出している。

「僕面接の予約とかないんですけど、面接できますか?」

明らかに混み合ってるとこにそんな言い方したって、「もう一杯なんでごめんなさい、はい次」と言われちゃうじゃないか。もっとなんか、自分はこんな風に特別だから話しといて損はないですよみたいに巧く自分を売り込んだらいいのに・・・脇に呼び出して、コツのひとつでも伝えてあげたい老婆心にかられてしまう。

で、その学生らは「はい次」となって私の番になる。「あの、先日Kさんと電話でお話ししまして、で、ボストンキャリアフォーラムでもっと詳しく話を聞いてくるといいよって教えていただいたのでお邪魔してみました。もしKさんと同じ部門の方がいらしたらお話ししたいんですけど、どなたかおられます?」

この日本から来てると思える若手社員もKさんのことは知ってるみたいで、「あ、Kさんと話したんですか、じゃ」とか言って、誰かンとこに走って行ってくれた。そして、アメリカ人の人事担当者に通される。再度、Kさんの部門に興味がありもっと詳しく聞きたいとお願いする。人事曰く、同部門の人は誰もボストンに来てないけど、他社員と話して会社の様子を知りたいならそれもできると言ってくれる。じゃよろしくお願いしますということになり、結局、その人事の方をはじめとして、合計4人と面接をした。

面白いのは、面接をひとつパスするごとに会社のロゴ入りノベルティーグッズをもらえたこと。しかも、進むにつれて、ノベルティーグッズのレベルが上がっていくのだ。奥に進むほど、Tシャツとかマグカップとか、もっともっといいものがもらえる。各ブースに「もってけドロボー」状態で置いてるボールペンとかミントで喜んでた初日の自分は、どうも甘かったらしい。

この日も、D社から夕食会に誘われる。今夜は、昨夜と違って着席して食べるテーブルディナーだった。ボストンだけに、シーフードの店だった。

まず初めに、全員でクラムチャウダーやら前菜をいただく。続いてメインディッシュを各自選ぶようにと社員の方に言われる。となりの社員の方が「遠慮しないでロブスターとか好きなの食べてよ」と言ってくれる。「いえ、とんでもありません、そんな高級品」と、誘惑にかられながらも謙遜してみる。するとその社員が「じゃ僕も頼むから一緒に頼もう」と言うので、遠慮なくロブスターを注文した。

果たしてロブスターが到着し、ナイフやらハサミやらでガチガチ殻を剥くべく格闘開始。

そのときふと、9月ころに学校でやった「ビジネスランチエチケット」で言われたことが頭をよぎった。

「ビジネスランチ(ディナー)は、あくまでもビジネスの場です。食事を楽しむ場じゃありません。決して、食べづらいものは注文しないこと。カニ、ロブスターは論外です

今ここでロブスターと格闘してる私って一体!!

見れば他の学生連中は、サーモンだのエビだの、当然のことながら食べやすいものを頼んでるではないか。ボストンフォーラムの両日とも予想外に順調に進んだため、緊張のタガが外れてしまったとしか思えない。

突然、自分の食物に自意識過剰になってしまい、いたたまれなくて隣の社員の方に「ビジネスディナーなのにロブスターなんか注文しちまいましてホントにすみません!」とゲロした。隣の社員は笑ってたが、私はメインディッシュが下げられるまで冷や冷やだった。

2004年12月 6日 月 02:18 | トラックバック (0) | このネタをtwitterでつぶやく

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